問 「三重県子ども条例」が施行されてから今年で10年を迎えますが、子どもの貧困や児童虐待など、子どもたちを取り巻くさまざまな問題が、コロナ禍で特に顕著に表れています。今こそ、子どもの権利条約に立ち返り、三重県の子どもの実態を捉え直しながら、条例の在り方を議論していく時期だと考えますが、知事の見解をお聞かせください。
答 条例施行から10年を経た今、子どもの権利侵害に関わる新たな問題が顕在化しています。そのため、本年9月から外部の専門家に参加いただいて、新たな課題を子どもの権利の観点から分析します。そのうえで、施策に反映し、必要に応じて新しい計画の策定や条例の見直しも含めた検討を行います。