問 DXの推進により、職域間での賃金・雇用の格差が拡大する傾向が顕著となり、社会の分断と労働格差が加速度的に拡大し、社会全体の構造変化も急速に進むことが予想されます。当然のことながら三重県もその例外ではありません。「寛容な社会」づくりに向けて、この時代的課題をどう乗り越えていこうとされるのか県の考えをお聞かせください。
答 誰一人取り残すことなくデジタル社会を生き抜いていくには、全ての方々がDXを自分事として捉え行動に移していただくことが重要です。このため、三重県のデジタル社会の未来について方向性を示す「みえDXビジョン(仮称)」を策定し、県民の皆さまをはじめ、様々な主体の理解や協力を得ながらしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
DX
Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略称で、進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することです。