問 世界遺産として国内外にその価値が認められた熊野古道の保全や活用は、主に税金や企業からの支援、地域の方々のボランティア活動により支えられています。熊野古道の修繕や美化活動、語り部活動への支援を目的として、安定した財源確保のための寄付型自動販売機の設置を検討してはどうかと思いますが、県の考えをお聞かせください。
答 熊野古道を未来に引き継いでいくには継続的な保全活動が必要であり、そのための財源の確保が重要です。寄付型自動販売機は商品購入を通じて来訪者が気軽に熊野古道の保全活動に貢献できる仕組みとなると考えますので、まずは県立熊野古道センターへの設置を調整し、そしてより広く東紀州地域等に設置が進む仕組みづくりも検討していきます。