問 ウイグル自治区における強制労働などが人権問題となっています。そのような中、昨年改定された三重県消費者施策基本指針では、フェアトレード製品を選ぶなどエシカル消費を行うことを促進しており、県が実施する契約・物品調達等においてもエシカル消費を進めていくためのルールづくりを検討すべきだと思いますが、県の考えをお聞かせください。
答 県では、障害者就労施設等からの優先調達や環境配慮製品の優先購入などを行っています。県としましては今後、フェアトレード認定商品の購入環境づくりなど、人権や社会、環境に配慮したエシカル消費のあり方について検討を行うとともに、社会に広く浸透するよう啓発等に取り組んでいきます。
エシカル消費
より良い社会に向けて、地域の活性化や雇用等を含む人や社会・環境に配慮した消費行動のことです。
フェアトレード
開発途上国の生産品を、現地生産者の生活支援や環境保護なども配慮した価格で購入する運動のことです。