問 松阪市内の発電所では、燃料の確保と二酸化炭素の吸収源として、成長の早い柳根竹(やなぎもとだけ)の植栽が始まっています。県内の荒廃農地は増加しており、荒廃農地の森林化などを進めていく必要性を感じています。中山間部の荒廃農地の発生防止や解消、雇用創出のために柳根竹(やなぎもとだけ)の植栽の推進を提案しますが、県の考えをお聞かせください。
答 中山間地域の荒廃農地を解消し、有効利用していくことは重要と考えており、農地としての再利用が望ましいが、早生(そうせい)樹(じゅ)の植林場所として活用することも一つの手法と捉えています。今後、周辺農地等への影響等を考慮したうえで、市町の農業委員会とも連携を図りながら、農地の有効利用に努めていきます。