問 史跡斎宮跡の土地公有化事業は、明和町が国・県の補助を受けて進めています。この事業は、国史跡に指定された昭和54年以降毎年2億4千万円程の事業費で行われてきましたが、ここ数年の減少は大きくなっています。一方で地権者からの買取請求は増加しており、請求しても何年も待たされる状況になりかねません。これでは地域との信頼関係を損ねると思いますが、県の考えをお聞かせください。
答 斎宮跡を、国史跡として良好な形で後世に守り伝えていくためには、土地の公有化が重要です。県教育委員会としては、今後も公有化事業を計画的に行っていきたいと考えています。公有化希望の土地件数や今後の見込みなど、明和町から定期的に丁寧に聞き取り、地域の皆さんからの要望に応えられるよう取り組んでいきます。
スーパーシティ構想
指定された区域内でさまざまなデータを分野横断的に収集・整理し提供する「データ連携基盤」の構築と大胆な規制改革によって、生活全般にまたがる先端的サービスを実現することで、住民が抱える社会的課題を解決し、2030年頃に実現される未来社会の先行実現を目指す構想のことです。