問 大台町はじめ県内ではツキノワグマの目撃や被害が多発しています。三重県でツキノワグマは保護獣に指定されており、希少種として保護するためにも、まずは住民が行政とともにできる対策を行うべきと考えます。併せて紀伊半島をベースとした広域的な保護管理も必要であり、奈良県、和歌山県との連携も視野に保護管理計画を策定すべきと考えますが、県の考えをお聞かせください。
答 個体数の状況に基づく保護・管理を計画的に行うことは重要です。そこで、最新の状況を把握するため、環境省や奈良県、和歌山県と連携し、紀伊半島全体の個体数の推計方法について検討を行っていきます。そのうえで、三重県自然環境保全審議会の意見等も踏まえ、保護・管理のための計画策定の必要性等を含め検討を進めていきます。