問 障がいのある方が学校を卒業後、社会に出たときに自分の居場所がない状況に陥ることがあります。社会人として自活していくことは大切であり、本人も同様に考えていると思います。一方、受け入れる側の企業でも障がい者の雇用推進に努めていると思いますが、遅々として進んでいないと感じます。
そこで、障がい者雇用の現状と県の取り組みについてお聞かせください。
答 平成29年の県内民間企業等における障害者実雇用率は2年連続で法定雇用率を達成し、法定雇用率達成企業の割合は全国平均を上回っています。県では、ステップアップカフェ「Cotti菜」を活用した障がい者との交流の取り組みや、先進事例を紹介するセミナーの開催等を通じ、障がい者雇用への理解促進や企業内の障がい者雇用を進める人材育成などにつなげています。