津村衛議員

津村衛

新政みえ
尾鷲市・北牟婁郡選出
残土の問題について

 県外から大量の建設残土が紀北町と尾鷲市内に運び込まれ、住民は非常に不安を感じています。昨年、残土条例の制定を求める一般質問を行いましたが、「直ちに新たな規制は必要ない」との答弁でありました。その後、紀北町で条例制定に向け議論され、この問題が報道にも取り上げられる中、知事が現地を視察し、「条例制定を再検討する」と発言されましたが、そのように至った思いをお聞かせください。

 私自身、大量の建設残土が搬入されている現場を確認し、また、生活環境への不安や心配の声を聞き、広域的な未然防止の観点も必要であることを踏まえ、条例制定の必要性について再検討を行うべきと判断しました。県としては、県内全市町との協議と他府県条例を調査し、早期に今後の取り組みを提示したいと考えています。



用語解説

残土条例

 建設工事から排出される残土が山林などへ投棄され、土壌汚染や土砂流出による災害の発生等が危惧されている現状を踏まえ、住民の安全と良好な環境を確保することを目的として制定される条例です。


その他の質問事項
○自然の活用と保全について
○尾鷲高校プールの温水化について ほか
(動画をホームページで見る)