問 先般の台風21号による豪雨で、県内の床下・床上浸水は2303棟に達しました。排水機場が機能しなかったこともあり、浸水被害が広がったとの報道もあるが、この現状認識と原因についてお聞きします。また、近年頻発する豪雨により、農地だけでなく住宅等にも甚大な被害が発生しているため、排水機場の更新整備に係る事業要件緩和が必要と考えますが、いかがですか。
答 排水条件の悪化した農村地域に排水機場等を整備していますが、今回の台風では、計画基準を大きく上回る集中豪雨となったため、運転が停止しました。整備された排水機場は重要であり、農村地域の防災力を高める排水対策も必要なことから、関係市町と十分に連携を図りながら、設計基準の緩和等を国に提言していきたいと考えています。