問 近年、南紀みかんの栽培面積、販売量とも減っており、農家の高齢化もその一因と思われます。これまでも消費者ニーズに合わせたブランドづくりを進めてきましたが、南紀みかんのブランド力の強化についての考えを聞かせてください。また、農家の皆さんから販路拡大の要望をいただきますが、南紀みかんの販路拡大に向けた県の支援の方向性についても聞かせてください。
答 紀南地域は極早生[ごくわせ]みかんの全国上位の産地であり、県では新品種の開発や品質向上を通じ、ブランド力の強化、販路拡大に取り組んでいます。その結果、県内や中京圏でブランドが浸透し、首都圏でも注目されています。また、タイなどアジア諸国への輸出を支援しており、国内外で知名度は向上しています。
用語解説タイムライン
台風による風水害など、発生前から予測できる災害に対して、「いつ、誰が、どのような防災行動を行うか」を時系列に整理し、明確化したものです。アメリカのハリケーン対策を参考に導入が進み、日本では「事前の防災行動計画」などと表現されています。