問 知事就任から6年が経過し、紀伊半島大水害からの復旧、伊勢志摩サミットなど、一定の成果があったと思いますが、平成29年度予算は夢のある予算とは言い難い気がします。地方創生の意気込みは過去のことでしょうか。厳しい財政が続きますが、財政を根本的に見直し、次世代のため、また高齢化社会に対応するため財政再建策を講じるべきと思いますが、いかがですか。
答 果敢に挑戦する財政運営と持続可能な財政運営の両立に向けた道筋をつけることが、責務であると考えています。喫緊の課題にスピード感を持って対応する一方、一つ一つの事業で種をまき、手間暇かけて育て、結果として希望や夢を持って頂ける契機となる予算だったと評価されるよう、全力を尽くします。