問 「民間移譲」という県立病院改革基本方針が出された平成22年3月以降、一志病院を取り巻く状況は大きく変化し、訪問診療・訪問看護などを通じた高齢者ケアなどの福祉領域への取り組みを進め、家庭医療を担う人材育成の拠点としても、県内のみならず全国的にも評価を得てきました。基本方針が出された後の一志病院をどのように評価しているのか、お伺いします。
答 一志病院は、家庭医による医療を提供するだけでなく、福祉関係者や保健関係者等の多職種連携による地域包括ケアを推進するなど、地域においてなくてはならない医療機関となっているとともに、家庭医の育成拠点として家庭医療の教育・研究の場としても重要な役割を担っているものと認識しています。