問 今年夏にオープンした「御嶽山ビジターセンター さとテラス三岳」との相乗効果により、生産者直売所も多くの入り込みがあったと聞く。古い施設だが利用者や運営側からの苦情要望等はないか。
三岳支所長 直売所の場所が分かりにくい、売り場が狭い、車椅子での買い物が困難、グルメ工房からの搬入が困難である等、改善の要望を把握している。
問 苦情や要望を受けて、町の対応は。
三岳支所長 以前もその都度改善をしてきた。今回運営側との懇談で利用者目線での改善ができるよう協議をしている。
問 次年度に繰越となった外構工事と併せ、大規模改修と道の駅を周遊する遊歩道はできないか。
副町長 ビジターセンターの事業は終了している。直売施設の改修の必要性は感じている。直売施設の改修を優先しながら遊歩道も検討したい。
問 先に譲渡されたマイアスキー場は国有林地代、事業撤退後の施設撤去費用、開設当初の整備費用など町が負担したが、今回も町は負担するのか。
観光商工課長 マイアスキー場譲渡事業者との譲渡条件がたたき台になる予想をしているが、事業者からの具体的な提案は現段階で提示されていない。今後の交渉次第である。
問 譲渡の条件として、築年数が35年程経過したセンターハウスが老朽化し維持費もかかっているが、索道施設との一括譲渡なのか、町がセンターハウスを処理するのか。
副町長 譲渡条件はマイアスキー場譲渡の前例も含め、可能性としてはさまざまなケースが考えられる。
問 仮に譲渡条件が折り合わなかった場合、来シーズンは町の直営になるのか。
観光商工課長 現時点では応募された事業者と契約を交わし、来シーズン営業できるように協議することに全力を挙げるため、町直営は考えていない。